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ザイゴマインプラントzygoma

ザイゴマインプラントとは

ザイゴマインプラントとは、何らかの原因で上顎骨を著しく失っしまったケースや、上顎洞が前方に張り出しているケースにおいて、通常のインプラントを上顎骨に埋入できない方に、頬骨(zygomatic bone)に固定源を求める為に使用する長いインプラントです。

ザイゴマインプラント ノーベルザイゴマ45°

ザイゴマインプラント ノーベルザイゴマ45°

通常のインプラント

通常のインプラント

通常のインプラントは一般的に6mmから18mm位ですが、ザイゴマインプラントは30mmから52,5mm(NobelBiocare)の長さがあります。

ザイゴマインプラントの注意点

骨が無い為に、点線(・・・)の位置にインプラントを入れる事が出来ない(オールオン4が出来ない)場合(右側)、ザイゴマインプラントを頬骨に入れる事で、問題を解決する事が出来ます。それにより、手術と同時に仮歯を入れる事が可能となります。

ザイゴマインプラントはなぜ難しいか

適切な位置にインプラントを埋入する為に、長いドリルを用いて遠い目標(頬骨)にドリルするので、正しい知識と多くの経験を必要とします。ドリルの方向を誤ると、眼窩に穿孔する可能性や偶発症を招く恐れがあるため、通常のインプラント手術に比べ、当然リスクは高まります。その為、通常のインプラントを施術できる歯科医師は多くいますが、ザイゴマインプラントを施術できる歯科医師は非常に少ないです。

ザイゴマインプラントセミナー風景 ザイゴマインプラントオペ風景1 通常のインプラント

適切な位置にインプラントを埋入する為に、長いドリルを用いて遠い目標(頬骨)にドリルするので、正しい知識と多くの経験を必要とします。ドリルの方向を誤ると、眼窩に穿孔する可能性や偶発症を招く恐れがあるため、通常のインプラント手術に比べ、当然リスクは高まります。その為、通常のインプラントを施術できる歯科医師は多くいますが、ザイゴマインプラントを施術できる歯科医師は非常に少ないです。

Dr.橋村のコメント°

ザイゴマインプラントは多くの経験と熟練した技術が必要なので、少なくともザイゴマインプラントの経験年数が10年以上あり、数百本以上の埋入経験がある歯科医師に依頼する事をお勧めします。ザイゴマインプラントは通常のインプラントと同様、日常的に施術し経験を積むことで難しい手術ではなくなり、リスクは通常のインプラントとあまり変わらない治療になります。

ザイゴマインプラントは多くの経験と熟練した技術が必要なので、少なくともザイゴマインプラントの経験年数が10年以上あり、数百本以上の埋入経験がある歯科医師に依頼する事をお勧めします。ザイゴマインプラントは通常のインプラントと同様、日常的に施術し経験を積むことで難しい手術ではなくなり、リスクは通常のインプラントとあまり変わらない治療になります。

ザイゴマインプラントが
必要なケース

インプラントのみで片顎の上部構造(人工歯の全て(最低6番目までの歯、合計12本))を支える場合、咬合力にもよりますが、一般的5番目の歯の位置にインプラントが必要になります。

ザイゴマインプラントが必要なケースイメージ1

垂直にインプラントを埋入出来る骨量があれば、垂直にインプラントを入れる方法もできますが、上顎には上顎洞という空洞があるので多くの場合、垂直にインプラントを入れる事が出来ません。

ザイゴマインプラントが必要なケースイメージ2

それを避ける為に斜めにインプラントを埋入する方法がAll-on-4となります。

ザイゴマインプラントが必要なケースイメージ3

上顎洞が前方に大きく張り出している場合や、骨の幅が狭い等の理由で、All-on-4でも対応する事が出来ないケースは、主に二つの方法で対応する必要があります。

①サイナスリフトを併用しインプラントを埋入

サイナスフロアーエレベーション(上顎洞底挙上術)という術式を用いて、上顎洞に骨を造りインプラントを入れる方法

メリット 低的簡単な手術であり、ある程度技術のあるドクターなら対応できる
デメリット そもそもサイナスリフトが出来ないケース(上顎洞粘膜が薄すぎたり、上顎洞に炎症がある等)は対応できない。仮歯を入れる(インプラントで噛める様になる)までに時間がかかる。状態によっては1年以上かかる為に治療が長期化する。

②ザイゴマインプラントを埋入

通常よりも長いインプラントを使用し、頬骨に支持を得る方法

メリット インプラントを埋入したその日から仮歯を入れる事ができる
デメリット 高度な技術と経験が必要なので対応できるドクターが少ない。感染等のトラブルでインプラントを除去する場合、通常のインプラント除去よりも侵襲が大きい。

サイナスリフトが出来ない方

  • 副鼻腔感染や上顎洞内に病変がある
  • 全身疾患等によりインプラント手術が出来ない

※上顎洞粘膜(シュナイダー膜)が薄すぎたり質が悪く簡単に大きく穿孔してしまう場合は術中に中止する場合があります

ザイゴマインプラントが出来ない方

  • 頬骨の幅や骨量が少なくザイゴマインプラントが入らない
  • 急性副鼻腔感染
  • 全身疾患等によりインプラント手術が出来ない

ザイゴマインプラントの種類

ザイゴマハイブリッドZygoma Hybrid

前歯部のみに骨が残っているケースでは、左右1本ずつ頬骨にインプラントを埋入します。

ザイゴマハイブリッドは前歯部に骨が残っている場合に治療が可能です

ダブルザイゴマDouble Zygoma

上顎のどこにも十分な骨が残っていない場合、左右2本ずつ、頬骨にインプラントを埋入します。

上顎のどこにも骨が残っていない場合は、ダブルザイゴマで治療いたします

ザイゴマインプラントの症例

ザイゴマインプラントでの治療症例1
治療内容 上顎:オールオン4(ザイゴマ)
下顎:オールオン4
年齢 65
性別 男性
主訴 日本各地のクリニックを受診し、カウンセリングを何回も受けているがどのクリニックで治療を受けるべきか迷っている。
詳細 ガイデッドサージェリーにてインプラント埋入。骨量が少量であったためザイゴマインプラントにて治療。
治療費用 ¥5,200,000(税抜)『モニター割引適用』、『オリジナル動画撮影協力あり』
リスク 治療後の口腔管理が不適切な場合、埋入したインプラント周囲に感染・炎症を起こし、脱落する可能性がございます。
ザイゴマインプラントでの治療症例2
治療内容 上顎:オールオン4(ザイゴマ)
下顎:オールオン4
年齢 56
性別 男性
主訴 仕事が忙しく歯には全く関心が無く、とうとう食事が困難になり治療を受ける事を決意。
詳細 ガイデッドサージェリーにてインプラント埋入。極めて骨量が少ないためザイゴマインプラントにて治療。
治療費用 ¥7,200,000(税抜)『モニター割引適用』
リスク 治療後の口腔管理が不適切な場合、埋入したインプラント周囲に感染・炎症を起こし、脱落する可能性がございます。

他の症例を見る(オールオン4) >>

ザイゴマインプラントの
費用とリスク・副作用

副作用として、「治療後の口腔管理が不適切な場合、埋入したインプラント周囲に感染・炎症を起こし、脱落する可能性」がございます。

Zygoma(ザイゴマ)オペ費用 ¥500,000(税抜) / 本

ザイゴマインプラントを
詳しく解説

ドクター橋村がザイゴマインプラントについてyoutubeチャンネルにて詳しく解説しております。ぜひご覧ください。

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